きれぢ

では次に「きれぢ」の症状とメカニズムについて解説しよう。
きれぢも「いぼぢ」と並んでポピュラーなぢの症状で、特に女性がなりやすいことは前述した通りだ。
おそらくいちばん辛いのが、この「きれぢ」だと思う。
痛みが強いだけではなく、おまけに治りにくいという二重苦の症状だ。
治りにくいが故に悪化しやすいのも、きれぢの大きな特徴だな。
また別の名前として「裂肛(こちらが医学的には正しい呼び方)」、「さけぢ」などがある。


では症状について解説しよう。
文字通り、肛門が裂ける、切れている状態で排便の時に出血し、また激しい痛みを伴う。
その出血量はまちまちで、お尻を吹いたときに血がにじむ程度のものから、ポタポタと垂れるぐらいに出血することもある。
当然だが、便が固ければ固いほど痛みも強くなる。

前述した通りきれぢは症状が悪化しやすいタイプのぢだ。
一度肛門が裂けてしまうと、ほとんどの人はその痛みから排便をガマンする。
ということは、自ずと便秘になるということだ。
そして痛みが引いた頃に排便すると、固くなった便によってさらに肛門が傷つけられてしまう。
この時の痛みはかなりのもので、筆者もこれには泣かされたものだ。

また肛門の傷は中々ふさがらないから、この便によってさらに傷口が広がってしまうこともある。


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